改善提案
社内の改善提案は約6年で、トータル300件ほどの提案が行われています。
より作りやすい提案を行うことで、工数を削減でき短納期での対応が可能になると同時に、
コスト削減も叶えることができる場合もあります。
大幅なコストダウンを実現します
発注先の設計部門とのコラボレーションと、加工現場と直結した改善提案で、
大幅なコストダウンを実現します。
■例 工法の変更による生産性アップ
アルミ材の厚板に多数のハニカム穴を加工するパネルで、弊社では加工が難しい製品だったが、
VA提案により薄板を2枚張り合わせる構造に変更して、ハニカム穴部の加工を可能とした。
効果:製品としての製造が可能になった。加工穴精度の向上
穴加工不良の低減による歩留まり率の上昇。
コンカレントエンジニアリングを進めています
社内ネットワークにより、NCプログラム部門の展開図データを製造現場のデータベースに取り込み、
コンカレントエンジニアリングに活用しています。
作業精度のアップとコストダウンも可能に
社内の「改善提案制度」により、製造現場の意見を吸い上げ、「作業効率や加工方法の改善」等により良質な製品の納入を行っています。
■例:一工程を除いても成立する手法の確立
溶接した後に仕上げをしなければならないが、加工方法を見直すことで仕上げをしなくていい方法を提案
効果:社内的にも社外的にも短納期、コストダウンが望める
改善提案でよりよい製品を作るために、惜しみない努力をしています
ただ、VA/VE提案が多いからよいと評価するものではありません。
改善提案をした商品で量産やリピートがある商品については、作業ミスや製作ミスをなくすため、
常に提案や作業改善をお客様と共に行います。
長期で製作している商品に関しては、改善がし尽くされ、製品の質が安定しているために、
新たな改善なしでも作ることが可能になります。
多いものでは1筐体につき30回以上の提案をし、やっと製品が安定するものもあります。
当社は、常に改善提案をすることで、よりよい製品をつくるために惜しみない努力をしています。
共同開発
3次元(3D)提案で意思疎通を図る
- 「こんな製品があるが試作したい」「こんな仕様の製品を作りたい」など、お客様の要望をお聞かせください。
- 試作・商品開発など、お客様のニーズに合せて製品仕様を図面化します。
3次元(3D)でイメージをすることで、スムーズな意思疎通が可能 - 設計部門のCADシステムと直結した、共同開発を行っています。
3次元(3D)で作るため、構造体を容易に作ることが可能